5月8日から感染症法の分類が「5類感染症」に変更になります。主な変更点についてお知らせします。
1、検査
今まで公費(無料)で行われていたPCR検査や抗原検査は自己負担(有料)になります。具体的には3割負担の人の場合、診療費の他にPCR検査は2550円、抗原検査は1330円、抗原+インフルエンザ検査では1690円の検査料(自己負担)が別途発生します。
2,自宅療養
検査で陽性が判明し自宅療養になった場合、症状が現れた日の翌日から5日間、かつ症状軽快後24時間が経過するまでは原則自宅療養が推奨されます。10日目くらいまでは感染のリスクが残りますので、マスクの着用や重症化リスクのある人との接触は避けてください。
同居家族など今まで濃厚接触者とされていた人の待機期間は廃止になりますが、ご自身による検温など健康状態の確認をお願いします。
療養中の診療や投薬なども自己負担になります。
体調悪化時や困りごとの相談窓口は従来通りです(総合案内窓口、24時間対応)。8時~17時:☏018-895-9176、17時~翌8時:☏018-866-7050です。
3,医療費
高額なコロナ治療薬(ラゲブリオ、ゾコーバなど)は9月末までは自己負担はありません。ゾコーバに関しては同意書が必要です(ラゲブリオは不要になりました)。これ以外は検査も含め今まで公費負担(無料)だったすべてが有料になります。
4,新型コロナワクチン
今年度(令和6年3月まで)は自己負担はありません(来年度は未定)。
秋田市では、①春開始接種(5月~8月):65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人、医療従事者などが対象、②秋開始接種(9月~12月):すべての年齢の人が対象で行われる予定です。