病気について

禁煙のための内服薬

(2008/07/19)

 禁煙のための内服治療薬として、チャンピックスが登場しました。
 従来のニコチネルはニコチンを含む貼り薬で、低濃度のニコチンを体内に浸透させることによってニコチンによる離脱症状を和らげて、ニコチン依存症を治療するものです。
 それに対してチャンピックスは、脳内でニコチンが作用するのを抑制するとともに禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感を軽減する働きがあります。ニコチンを含まないため心臓病がある人でも使用可能です。また貼り薬ではないので皮膚のかぶれなどの心配もありません。 ニコチネルに比べ禁煙成功率が高いといわれています。治療期間は通常12週間です。保険診療の対象基準はニコチネルと同じです。
 また7月から、ニコチンパッチは薬局で直接購入することも可能になりました。商品名はニコチネルパッチ、ニコレットパッチ、シガノンCQなどです。またニコレットという禁煙用ガムも発売されています。
 タバコは百害あって一利なしです。禁煙を考えている方はご相談ください。応援します。

病気についての一覧へ戻る

ページトップへ